なおの心象風景

詩のような散文のようななにかを書きつけています

2024年3月のブログ記事

  • 大地に抱かれて 生かされているちっぽけな命は ただありがたく 生きていればいいんです こちらとあちらどちからがいいんです? こっちよりあっちの方がいいな いややっぱりこっちにしようか そんなことはない あっちの方がよりいい 日々小さなことに右往左往 悩むふり 考えるふり その場その場でポーズなどと... 続きをみる

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  • 砂浜にて

    なにかきらきらしてるものが 砂浜に落ちていて 近づいてみると それはあなたたちでした 星が落ちてきたように それぞれの色で光っています わたしはその中に 仲間入りをさせてもらっている 光です 砂浜の温かさを感じる足 あなたの笑い声を聞く耳 柔らかい風をなでる手 あなたたちと過ごす時間がある いのち... 続きをみる

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  • 遠い向こう側に海が見える よく晴れた午後 わたしは家へ帰る道を知っている 迷わず帰ることができる不思議 もし異国の地からここへ突然来たら 何もかもが見知らぬ風景で どちらへいけばいいかわからないだろう 記憶はすごい 昨日までのわたしが ちゃんと覚えている よく見慣れた家が目の前に現れる わたしたち... 続きをみる

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